つまらないに地上のウソ -山崎明保ブログ-

福島のSinger,Songwriter 山崎明保のブログ

さくい、と、さくい

さくい

 


[作為]

意味

→あることに見せかけようと、わざと人の手を加えること

 


もちろん、意味は分かるが、

なぜに少しマイナスイメージなんだろう

 


漢字的には、「作る」「為す」「為(ため)」

人のためと考えればそんなに悪い言葉じゃないような

 

 

 

でも

意味にもあるように、「見せかけて為す為」の作った行動と考えると確かに

 

 

 

言葉の使い手の意思が働いてるように思う

 


その下

[作意]

→芸術作品の意図や趣向、工夫、機転

 


まさに「意」と入ってるが、こちらの意思は作品に特化している

 

 

 

本来、辞書には、普遍的なことを求めてしまいがちだが、

上記のような意思が働いてたとしても、

永くその意味として使われる言葉になるには、時間と縁が必要

誰か1人が使ったくらいでは浸透しないし、残らない

 


それは、「言葉が生まれもった個性」ということと信じたい。

 


なので、

漢字的にこの意味・訳はダメ、と言いたいわけではない。

言葉は人が使うものだから、時代によって意味が変容しても許容したいとも思う

 

 

 

変わらない、白か黒か、など、そんな単純な世界ではおもしろくないし、

そうならとっくに0と1のAI世界に突入してるだろう

 

 

 

信じられるものなら、ウソでも美しい

 


そう思う

 

 

 

 


辞林21

監修

松村明

佐和隆光

養老孟司

三省堂

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


山崎明保