つまらないに地上のウソ -山崎明保ブログ-

福島のSinger,Songwriter 山崎明保のブログ

「忘れた」と「忘れたまま」

忘れるってなんなんだべ

「忘れた」と「忘れたまま」全然違う

 

「忘れた」と気づくのは、大事ななにかと出会ったとき

 

「忘れたまま」と、「忘れた」と気づいたこと

なにがちがうんだろか

 

最近ばぁちゃんの体調が悪い

母子家庭1人っ子の自分にとって

俺が2歳とかか

離婚してから頑張って教師になった母親は、ずっと帰りが遅く

家で「おかえり」というのは、ばぁちゃんだった

おかえり、ただいま、おはよーってイイよね^ ^

 

91歳だし、体調の波ははなはだ

 

朗らかな親子ゲンカとして、

ばぁちゃんと母親はヤンヤヤンヤ言ってることが多い

 

ばぁちゃんはそもそも甘ったれで、態度がでかく、謝らない。

素直に生きれたらイイけど、そうなれる部分とそうでないのはみんなそう

女性の素直になれない部分を受け止められるのは唯一、旦那さんだけなんだろな

 

世の旦那さんも、世界で1人だけ、自分の奥さんだけ受け止められるんだろう

逆も然り

 

親子では、なかなかそうはいかず、

その上、デカ甘態度

そりゃヤンヤ案件なんだけども、、、

「言ったでしょ?!忘れないでよ」

よく聞くフレーズ。

 

もちろん母親は

ばぁちゃんが年なのは分かってるし、

「忘れるな」という文字通りを伝える気はなく、

デカ甘態度にヤンヤしているだけ

 

「忘れる」ってはなんなんだべ、、

 

大事なものが見つかっているということなんじゃないか

だからそれ以外は、何も心に残らない

 

他者からすれば、「前に言ったでしょ」

本人からすれば、大事なもの以外は残していない

「忘れた」んじゃなく、そもそも残してない

 

ばぁちゃんの「忘れる」はそんな感じがする

 

でも

俺の数年の忘れは、

見つけたつもりなだけで、見つけ間違えていて

あやうく「忘れたまま」になるところだった

 

仮に見つけたとしても、自分のためでは意味がない

それは結局うそ

 

愛であれ

ダサくあれ