何時間も口を閉じたまま
よく喋り続けられるものだ
よく飽きないものだ
知らぬ地の知らぬ風呂
知らぬ空、知らぬ川
バカは1人旅した方がいい
帰りたいという欲
帰るところがあるという
みんなの当たり前に気づく
「帰るところ」は、ところじゃない
「あの人の元に帰りたい」ということ
あんなに豊かで優しいみんなを裏切って
夜の空には雲が混じる
月が雲に隠れ切らないように
心は収まらない
当然時間がかかるんだろう
檜の桶に入って足出して見上げてると
ドッドッドッドッ
隣の桶に、20年前のふとっちょメガネボウズが入ってきた
そのメガネはゴーグルなのかwつよそーだねw
20年前の俺はメガネはかけてない
張り合うように長く入って
顔プリンップリンプリンッ
一丁前に空を見上げている
父さんに連れられてどっかへ行った
無言で肩をポンと叩かれたような気がした
また別のことについて
口を紡いだままずっと話している
雰囲気、ムードって〜
いろいろ着想させる心を豊かにするものだ〜
シーンが浮かぶものだー
ストーリーが生まれるものだぁ〜
風呂あがって
ドライヤー、ターボモードで爆音ブオ〜ン
どこからともなく
ドッドッドッドッ
隣でターボモードでブオ〜ン
いや、お前ボウズやないかw