黄味の少ないの 、ごく薄い黄緑色を裏葉色という
柳の木は、
太い幹の上部から細くしなやかな枝が垂れ下がり、
風に揺れる
その細長い葉は糸のようで
「柳糸」とも呼ばれる
風に揺られ、裏も表も人の眼にとまるからか、
「柳の裏葉色」という言葉がある
とても薄ーい緑色
とても和を感じる緑色
「柳田さん」
何人か知り合いがいる
「蓬田さん」
、、は、今んとこいないはず
「柳」と「田」
「蓬」と「田」
どちらかというと、場面として「田んぼ」をイメージしてしまう
その風景を色で例えたときに、「柳」や「蓬」となったのかなぁと
だとしたら、
裏葉色の柳と例えるその感性は
優しくて会ってみたくなる
日本の色辞典
吉岡幸雄 著
紫紅社
山崎明保