つまらないに地上のウソ -山崎明保ブログ-

福島のSinger,Songwriter 山崎明保のブログ

箱環境と「美」

これからどんどん個人の時代になるとして

 

個人本人の尖った切先を

ずっと磨き続けなければいけない

 

切先がどこなのか分かっていなければならない

 

「個人」の時代だからといって、

何でもかんでも自分でやらなくちゃいけないわけじゃない

 

自分にしか提供できないもの

それを見つけるのが時間がかかるわけだが

見つかったとして

 

その切先を磨き続けるための、継続するための

心身の衛生面といいますか

箱環境がとても大事

 

表現者なら、着想から作業までのスピード

鮮度を大事にするようなアトリエであったり

机、椅子、本棚であったり

 

心的に言えば、デザイン

身的に言えば、高さや触感

 

結果、デザインが身的調子に影響したり

逆も然り

 

さらには

工程が分かれる場合、

その工程一つ一つに適した

それぞれのスペース

それぞれの箱環境が要る

 

観るか

書くか

作るか

録るか

 

もちろん、その箱が車や外の場合もあり得る

 

それほどにモノづくりの時間は、

自分の心身を優先させる

パッションを出せば出すほどよしとする

 

ただ、

仕上げるときには、

自分の作品を一度嫌いになる必要がある

 

作品をフラットに見るために

アレンジャー、プロデューサーという肩書きに化けないといけない

 

セルフプロデュースというと聞こえはイイが、スイッチングするための重力はなかなかヘビー

 

分業するほうがクオリティは高い

ただ、セルフプロデュースでバランスとろうとしても、バランスとりきれてない部分には、なにか個人としての「よれ感」がある

 

アボイドが特性音であるようなこと

 

だっせんだっせん

 

肩書きが変われば、箱環境についてもそれに応じて変化が要るだろう

 

毎度散らかして、片付けて、、

それも1つのスイッチング

 

同じ箱でも、環境に切り替える波を生むというか

 

箱とは、外的なものであるが、

内的なものでもある

 

「美しさ」に似てる