2019-07-22 星を数え飽きたら しとしとひとひ 寺山修司詩集「五月の詩」にて 夫婦か定かじゃないけど、 大人の男女のことは、子にとって天文学的だ。 理解できないと思いながらも、 「そういうものだ」と その当人の価値観になり、大人になり、 その子もまた異性と出会い、同じことを繰り返すのかもしれない でも「私の心は天文学でした」 は、なにかマイナスな感情が感じられない。 男女とはそういうものだと、凛とした大人になった子がそこにいる気がした。 山崎明保