つまらないに地上のウソ -山崎明保ブログ-

福島のSinger,Songwriter 山崎明保のブログ

今の子どもは忙しい

なにかやりたいことはあるのか?

ないなら、

選択肢を広げるために、進学校へ行きなさい

 

選択肢を広げる進学校へ行き、

選択肢を広げる就職をして、、、、

 

走馬灯を見るときには、

「選択肢を広げた人生だったぁ」

となるのか

 

やりたいことが見つかる方法は、

「ヒマ」と「飽きること」

 

やりたいことに気づくタイミングは、

過去を振り返ったとき

 

見つかって未来へ向かうわけではない

ふと振り返ったら、

「あのとき見つけたんだな」と気づくもの

 

やりたいことは

暇で暇で、究極、

暇に飽きた時にみつかるもの

 

ゲームばっかりやって、youtubeばっかり見てー!

と言われる子どもさん

 

すでに仕事人ほどの、学校と部活と、あらゆる習い事のマルチタスク

飽きるほど好きなことをやる時間がない

なんなら、マルチタスクのストレスに疲れている

当たり前にスマホタブレットを使っているわけだし

 

そのストレス解消にゲームや動画を見てる

それは仕事に疲れて帰ってきてからの大人の行動と変わりはない

 

ゲームや動画、見続けたら必ず飽きる

ちょっとした違和感として表出する

それが大きくなっていく

コンテンツが様変わりしていっても、大半の人は飽きる

 

その大半の飽きた人たちは、飽きたときになにか見つけ始める

少なくとも「なんでおもしくなくなってきたんだべ?」と見つめ始める

 

飽きないごく少数の人は、

ゲームや動画の仕事に就くんだろう

 

選択肢を広げることは悪いことなのか?

悪くないが、「進路を決める当人の判断であれば」の話

 

悪いのは、

失敗を許容しない日本の社会

それを作ってるオトナみんな。全員。

 

失敗を恐れれば、選択肢を広げようとするのは当たり前

 

でも判断力は身につかない

身につく力は、リスクヘッジ

失敗しないように、失敗しないように

なむなむなむなむ

 

選択肢を広げよう、広げよう、広げよう

子どもは疑問に思う

「やりたいことがある!と言ったら、本当に応援してくれるのかな????」

言われれば言われるほど、疑問が不安になっていく

 

昔は、親に反対されても、やりたいことをやるために家を飛び出すくらい当たり前だった

 

かもしれませんが、

そういう時代にNOという答えを出したから、

今のような社会になっています

 

子どもが打たれ弱いわけではない

 

プロレスできない親、もちろん子どももできない

 

「聞く人」「聞ける人」

とても貴重です