つまらないに地上のウソ -山崎明保ブログ-

福島のSinger,Songwriter 山崎明保のブログ

【画家と泥棒】

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画家と泥棒

 


とても良い空気をずっと体感できた

本物の画家と、本物の泥棒

 


えーが?

と何度も考えるほど

それほど良い空気感

 


むしろ1番最後だけ、「急に映画っ!」とツッコミたくなってしまったが、

それはなかなか野暮、、、なのか、そうでないのか

 


ただ、ドキュメンタリー映画?というのかな?

そんなに本数観たことないが、

見方、というか心構えが難しいんだな

 


それは鑑賞者の自由だ

うん、そりゃそうだが、

 


現場の空気を真空パックしたような、

そんな映像を体感できていると、

脚本めいたものが観えたときに違和感

 


ただ、それが作家のとある行動だったとき

とても見方が難しい

脚本ではないが、たまたま映画にオチがついたようなことになったのか


んー、最後の場面は、

それまでずっと観ていた姿勢では受け取りづらい


カメラワークも含めて受け取りづらかった


画家の性格も鑑みれば、なんとかぎりぎり

 


庵野秀明さんがドキュメンタリーについて話していたことが、チラつく

カメラを意識した時点で、「ドキュメント」ではなく、「ドキュメンタリー」的なこと

 


誰だって、そりゃそうだ

 


なのに、ずっと良い空気感だった

 


ドキュメンタリーとしても

あんな場面と空気は、他には感じられない

そんなシチュエーションがそもそもなかなかない

 


画がキレイな場面がいくつもあった

絵描きさんの身体と、その陰影だったり

 

画家と泥棒、それぞれの苦悩

 


ずっと気丈に絵を描いていた画家が、泣いていた場面は、とても共感して

声を掛けたくなった