「1対1もオフェンスの選択肢の1つに過ぎない。
それがわからねえうちは、
おめえには負ける気がしねえ」
そりゃそう
バスケはチーム5人で戦っていて、1人の役割はあくまで
5分の1。
20%
シュートしてゴールがオチだとしたら、
5人で「フリ」を作って、そのうち1人がシュート。
さらには1on1でも、パス、ドリブル、ピボット、シュート
4択はある。
つまりシュートはさっきの確率と合わせると、たった5%
さらに
試合での、アテンプト、試投数を考えたら大変なことになる笑
結局、赤木も流川も同じ壁にぶち当たる。
個で負けたとしても、チームでは勝つメンタル
「フリ」を作るとは、シュートと同等の価値がある。「創る」と言っていい。
「フリ」の大変なところは、
対峙した相手にこっちのフリをしっかり伝えなければならない。
じゃないとオチの威力が出ない。
でもそういうのを無視して個人技だけで、シュートまで持っていける天才もいる。
でもその天才がいるチームはあまり優勝しない。
その強引さ、圧倒的さに憧れる。
夢があるし希望もある。
でも一緒にプレーしててみんな楽しくない笑
自分の力が発揮できているのは、周りが合わせてくれていることに気づいてなかったりする。
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「世界一のおもしろい人になりたいと肩肘張ってた時期もあったが、世界一おもしろい人とは、世界一おもしろくない人。僕は世界2位にしかなれない」
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ドキュメンタルで松本人志が言っていた。
これはフリとオチを同等に評価した結果といえる。
オチの「発想」に注力してきた人だからこそ、言えたこと。だからといって、社会の中で道徳の許容が広くなるわけではないが。
圧倒的な発想が浮かんだとして、
それで笑うのは自分ではないということ。「圧倒的」という評価は自分がつけられないということ
これを体現した場面は、ドキュメンタル2で、
小峠がただ出てきただけで、周りが笑ってしまうシーンとか
長州力が出てる回で、長州がお笑いマナーに全然ノってこない会話をずっとしてるとことか
大喜利での「フリ」とはなんなのか、
解答者の性格だと思う。何者か分からない人でも、見た目と声から視聴者は想像する。
見た目を全て隠して、声もみんな同じにして、
発想だけで勝負したらどんな番組になんだべか
M1もそうだけど
M 1で審査員が今大会の「瞬間風速」という表現
フリっては
大喜利じゃなくても、芸人じゃなくても、
平場での会話も同じ。
自分がどう見えているのか、分かっていると、
それがフリになって裏切りオチがつけられる。
性格をフリにしなくても、
日常会話したら、それがフリになったり。
そこでプライドだけ高くてお笑いから逃げる人は、お笑いやってるつもりで「和ませ」だけやってたりする。
ドキュメンタルのフジモンのような。
お笑いの要素として大事だし、愛はあるが
「ステージ」には上がっていない。相手の笑いのツボに勝負していない。
ひよって、逃げ癖がついている。
自分に合わせろと。
高度な発想についてこれないお笑いレベルの低いやつだと、
ヤンキーの絡み方と根本は同じ。
その問題、解決策はとあるセリフ
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「それはそっち側の問題やから」
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さっきの「自分に合わせろ精神」とは似てそうなセリフだが全然別物
このセリフは、
俺が見ているお笑い、コント・ラジオでしばしば聞く。
「主観と客観」の使い分けということ
「お笑い」って、誰がして、誰が笑うものなのか。
笑わせる人と、笑う人ーーーー
まぁ、独りで自分を笑わせて楽しんでる人も世の中にはいるのかな笑
ただ、圧倒的な発想というのは、
誰でも気づけるものじゃない。
ずっとアングラなものも掘り続けて、
本当に好きじゃないと気づけない。
「新しさ」には希望がある。
「圧倒的な発想に気づける能力」と
「人を笑わせられる能力」は別物で、
発想探知能力を持つ人は稀。
でも活かし方がとても難しい。
んだって、周りは気づいてないワケだから笑
平場でもステージでも、圧倒的発想をひよらずに繰り出す人。
そのかっこよさを伝える伝道師になれるのは、探知能力を持った人だけだな。
ひよって自分にはできないと、認めてリスペクトしないとできないことだが笑
伝える方法が、HIPHOPのサンプリング精神的な。
音楽や絵、アート表現物だったら、みんな嬉しいね
DJも、素敵な音楽掘って、
ステージ立って、平場でMCして、
きてくれた人たちと、フリオチの関係で進んでいってる。
それでいうと、
作品を作るだけだと、ライブや平場がない。
作り込めるメリットはあるが、フリを作るタイミングがない。
、、
か?
いや、ある
自分の作品で、フッて、
自分の作品で、オトす
未完成のものを発表した方が、フリになりやすいか
と、大雑把ヘタダサな自分への言い訳をして笑
作品作って、人に会う
1番幸せなこと
人に会うわけだから、
相互に見て、相互でフリオチ楽しむ会話を
そんな作品を。