つまらないに地上のウソ -山崎明保ブログ-

福島のSinger,Songwriter 山崎明保のブログ

やや北の国から⑨

筋の通った人はいなく、通さないという筋を、みんな通している

それが愛だね

家族ってそういうもんなんだね

 


筋って何かね、尊敬って何かね

 


大事な人と観たいし、「イイ」という人とはみんな仲良くなれるし、そういう人は好きだ。

 


ゴロさん、田中邦衛さん

 


田中邦衛さんは、、、仁義なき戦いでしか観たことない。

文太さん出てきたシーンはびっくりしたけど。

 


正直、「ゴロさんは、あぁいう人だ」と観る以外、あまり言うことがない。

 


大クセあり人間としか言えない。

でも愛しさある。

 


田中邦衛さんを配役した経緯は1番興味がある。

作品は田中邦衛さんありき、それほど魅力的。

 


田中さんを配役したくて、それを決めて、

原作・脚本を書いたのか

 


原作・脚本があって、配役したのか

 


調べれば分かんのかな

 


知りたくないような気もするが笑

 


北国作品に限ったことではないが、

片親が、子に配慮して、

「子に対して、あぁせいこぉせい資格はない。父さんと母さんどっちといたい?止めない。君たちの人生だ」的な

そういうセリフは、あんまり聞きたくない。

 


俺の母親は、ずっとそういうことは言わなかった。

 


「決めない、判断しない」

しなくて済むことが幸せなこともある。

まして、子供は、理由だの経緯だの考えないし、考えたくない。

 


親が勝手に決めれば、子から不満が出る。

それは健全なことだし、不満が出たあとに、どう行動するか子本人が考えればイイ。

 


自由は、他人から与えられるものではない。

 


本人が自由と感じなければ、

「自由にしな、自由にしな」と言われるのは

それはただの孤独。

 


ゴロさんに言われて、ジュンは何度か「判断する機会」があった。

実際東京に行ったりもした。

 


でも結局ゴロさんと一緒。

 


それは血としか言いようがない

 


ゴロさんの子。

 


大人になったホタルを見てると、母いしだあゆみの感じもなんとなくある気もするし。

 


親、そして、昭和世代は、

「ならぬものはならぬ」「背中で語る」感が強い。

 


それはイイことなんだけど、

言い換えると

「人格的に説得力をもつ」

 


ということ。

 


「人格的に説得力をもつ」

という中身がないまま、

説得だけしようとしてしまう、弱き悲しき目上は残念だ。

 


人と暮らしていくことは、甘ったれ合うこと。

そこに、態度のデカさは要らない。

 


人格者には憧れるだけにして、マネはしないほうがいい。

 


いくら歳を重ねても、人と会って、人と生きていきたい。

そこに1番邪魔なものは、態度のデカさ。

 


年を重ねてって、甘ったれ合うには、

1番邪魔なもの。

 


そうは言っても、俺もここで言ってるだけだから、正論をまぶしてのグチなんだけども笑

 


言って説き伏せることが、そもそも同じことだし、

説き伏せたところで、誰も救われるもんじゃない。

 


ゴロさんは、

普通に歳をとってって

削ぎ落とされ、削ぎ落とされ

人としての、愛くるしさだけが残る

 


それが、ちょっぴり、説得力になっていく。

 


自然と人が会いに来たり、

 


費用をかけない家を作ってれば、手伝う人がいっぱいいて。

 


ドラマの最後は、2002年だったかな

「遺言」

 


遺言の中で

アンチ資本のようなことを書いていて、

あそこはそんなに要らんかった。

 


始まりから、富良野暮らしをしてるから、筋は通っているが、

「家族や愛」がテーマだと思う。

 


それについて、どうなのか

それだけでよかった。

 


ゴロさんはもちろん言葉の人じゃないから、遺言はとてもムズカシイ。

てにをはがグチャグチャ、

字が汚くて、読めない、誤読しそう、くらいのほうがリアルだが、

それだとカッコつかない。

 


北国は、「終わる」とかいうドラマじゃない。「暮らしていくこと」そのもの、をみせている。

だからなおさら不自然というか。

「終わらせた」感が強かった。

 


んでーーーもっ、、

 


せっかく「終わらせる」んだから、

遺言がキレイになってしまう。

 

 

 

「倖せだけを見ろ」

この言葉をどう考えて、どこまで巡らすか

 


それに尽きるのかな

 


「しあわせになれ」

でもなく、

 


「しあわせは※※だ!」

言い切るでもない

 


幸せはなんなのか

 


それは誰がどうするもんなのか